フロッピーディスクを売り続けている企業が渋い。でもビジネス的にはアリ。
2015/12/29
このクラウドの時代にフロッピーディスクを売り続けている企業が米国にあるそうです。渋い。渋すぎる。
[元記事]
フロッピーディスクの販売を続ける社長へのミニインタビューがネットで公開中
http://news.livedoor.com/article/detail/10924039/
floppydisk.comという会社でいろいろなところからフロッピーを回収して、データクリア、ラベルを貼り直しをして販売してるようです。新品も販売しているみたいですが生産はされていないので、どこかの会社から回収したものかと思います。
何ともレアな商品を扱っているだろうと思いでしょうが、実は産業界ではフロッピーディスクドライブが結構残っていたりします。
私も”装置産業”と言われている業界に身を置いているからよくわかるのですが、企業の設備って10年選手は当たり前、下手すれば20年も使い続けている設備もあったりするんです。そりゃそうですね。そう何度も設備投資していたら会社潰れます。いかに設備を長く使っていくかが結構重要だったりするんです。
なので、一般的には絶滅していると思われているフロッピーは産業界で根強く需要が残っています。(さすがに5インチディスクはここ最近見たことないな・・・) それに扱っている販売業者も減っていますから、プレイヤーが減った分、ビジネスとして成り立つんじゃないかと思います。レアなだけに高く売れますもんね。10個パックで約7ドル(約840円)、メイドインUSA品でなんと10個パック約10ドル(約1200円!)。DVDより高いですね。いい商売してます。
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