非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

ノイマン型コンピュータの終焉か??Googleが量子コンピュータで速度一億倍

      2015/12/29

いや~、すごいニュースが飛び込んできました。あのGoogleがNASAとで共同開発している量子コンピューター「D-Wave」が、通常のパソコンの1億倍の速度を出したとか。

グーグルの量子コンピューター、従来型PCよりも「1億倍高速」と発表
http://wired.jp/2015/12/11/google-quantum-computing/

量子コンピュータってよくわからないのですが、ウィキを見る限り、量子ビットというものが存在していて1と0の処理をあるまとまった塊で保持できるとか・・・できないとか。すみません、よくわかりません。大学時代に量子力学を習ったんですが、「一兆倍の速度」で忘れました。

たぶんですが、0と1の処理を並列で行うことができるのかもしれません。その並列の重なった数がn個だとすると、2のn乗速くなる、ような意味なのかな。

そういえば、量子コンピュータのほかに、バイオコンピュータというものがあって、DNAを演算素子に使うらしいんです。DNAは4つの基(アデニン、チミン、グアニン、シトシン・・・高校時代を思い出すなぁ)があるので、ノイマン方が0と1に対して、バイオは0,1,2,3の4つの信号が存在することになります。ウィキによれば「最速のスーパーコンピュータの1億倍」だって。ホントかよ!現実的にはおそらく集積化するところで躓きそうな気がします。あ、いや、僕は素人だけど。

この記事を見る限り、量子コンピュータの方が実現性高そうですね。まだまだ研究段階で使用も限られているでしょうが、近い(遠い?)将来には一般家庭にも浸透すると思います。なんたって、今のコンピュータだってかつては軍事用途で開発されたものなんですから、技術なんてそんなもんです。

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