Google Chart Tools を使ってWordPressにグラフを描画してみた
Webページ上にグラフを描画する場合は、Google Chart Toolsが便利です。ライブラリなどをダウンロードすることなく、スクリプトを指定するだけで使えます。見た目はいかにもGoogleらしさがありますが、とても便利なので押さえておくと良いでしょう。
Google Chart Toolsは、なんとWordPressにも貼り付けられます。Webページなので当たり前と言えば当たり前なのですが、WordPressはスクリプトを伴う場合は制限がかかったりするので、うまく行かないケースがあったりします。
でも、Google Chart Toolsはうまく行きました。今回はそれを紹介。
[ad#top-1]
まずは完成形から
こんな感じにブログに埋め込んでみました。
グラフ上にマウスをかざすと凡例や数値が現れます。↓こんなふうに。(下図はキャプチャ画像です)
まずはGoogle Chart Toolsの基本形
WordPressに貼り付ける前に、通常のWebページ上でGoogle Chart Toolsを利用する方法を紹介します。下の例は円グラフです。
まずは、以下でGoogle Chart ToolsのAPIを読み込みます。
<script src="http://www.google.com/jsapi"></script>
以降は自分でコーディングしていくわけですが、最初の初期設定として以下の一文を書きます。おまじない程度に考え、必ず最初に書きましょう。
google.load("visualization", "1", {packages:["corechart"]});
次にGoogle Chart Toolsロード時のコールバック関数を設定します。ここではdrawChartという関数がコールされるようになっています。
google.setOnLoadCallback(drawChart);
以降は13行目以降の、function drawChart() 関数内でグラフを描画します。
WordPressへの貼り方
WordPressへの貼り方は至って簡単で、まず自分で書いたJavaScript部分を別ファイルに保存します。ファイル名はgct.jsとしておきます。
このファイルを自分のサーバーにアップロードしておきます。
で、WordPressへの埋め込み方ですが、HTMLエディタにして以下のタグを埋め込めばOKです。
<div id="chart"></div> <script src="http://www.google.com/jsapi"></script> <script type="text/javascript" src="http://***/gct.js"></script>
上記のようにすると、以下のようなチャートが現れます。
WordPressではスクリプトを埋め込むことに制約があります。JavaScriptのソースコードをそのまま記述することはできませんが、外部ファイルとして外出しすればうまくいく場合があります。Google Chart Toolsはそれでうまく貼り付けできるみたいですね。
[ad#ad-1]
スポンサーリンク