非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

DropBox Paperに使ってみたけどまだ時期尚早かな

   

DropBox Paperがにわかに話題になっています。

 

で、どんなものか、さっそく触ってみました。

競合はMicrosoftのOneDrive、GoogleのGoogleドライブあたりでしょうか。後発のDropboxは余程魅力的な機能がないとユーザー獲得はできないと思います。その辺りはDropbox側は重々承知していると思うので、逆にどんな素敵な機能があるのか期待できます。

結論を申しますと、僕自身は時期尚早だなと思いました。少なくとも個人で使う分にはOneDriveで十分かな。

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まずは良かった点

1.スマホと連携が取れる

まあこれは今となってはデフォルトでしょう。まあ、これができても差別化はできません。

2.プログラミングコードがきれいに書ける

これは競合にはない点です。ソースコード({ }マーク)を指定するとプログラミングコードをきれいに表示してくれるエリアが現れます。個人的にはこれはかなりヒットです。

エディタの右端をマウスオーバーするとボタンが現れて、クリックすると以下のようなメニューが現れます。そこに、{ }というボタンがあるのですが、それを押すとプログラミングコードが書けるエリアが現れます。

以下がコードを書いた例。言語を自動検知、というほどの高機能ではありませんが、共通したキーワードやリテラル、コメントなどを検知して色付けしてくれます。

3.コメント挿入機能があり添削みたいなことができそう

右端にコメントが挿入できます。複数での編集などでこの機能が使えそうです。ただ、MicroSoft WordやGoogleドキュメントにも近い機能があるので目新しい機能というわけではありません。あえて言えばDropBox Paperの方が見やすいかもしれませんが・・・。

 

見直してもらいたい点

1.速度に難あり

クラウド系のアプリでは仕方ないのですが、多機能なアプリほど速度が犠牲になっていて、DropBox Paperも「もっさり感」が否めません。

MicroSoft WordやGoogleドキュメントはオフラインでも編集可能なので、この欠点を補完できています。DropBoxもオフライン用のソフトを開発できるかが鍵なんじゃないかなと思います。

2.文書の削除ができない??

僕の使い方が悪いか、知らないだけなのかもしれませんが、作ったドキュメントを削除できないみたいです。少なくとも体感的にその機能にたどり着けません。

以下の通り、ドキュメントリストで対象にチェックを入れると、普通なら削除ボタンが現れるのですが、「Move」「Export」「Archive」しか見当たりません。何故なんでしょう?? 複数編集を前提にしているので勝手に削除できないようにしている??

 

期待したいこと

ということで、良かった点はあったものの、OneDriveとGoogleドライブのユーザーである僕があえて使いたいという気持ちには至りませんでした。ソースコードの保存もGitHub/Gistがあるし。

もし仮にこんな機能があったらいいな、という点をいくつか。

1.作った文書をブログに埋め込めるようにしてほしい

せっかくソースコードが書けるので、そのエリアをWordPressに埋め込めるようにできたらうれしいなと思います。もしこの機能があったら即使うと思います。

今は単純に文書全体を公開設定できるだけですが、TwitterみたいにWebページに埋め込めたら面白いんじゃないかなと。さらに行範囲を指定できたらかなりヒットすると思います。

2.というかそのままブログにできたら面白い(僕は使わないけど)

最近、WiXがブログサービスを始めましたが、同じようにページをそのままブログ化できたら非常にお面白そうです。まあ、僕は使わないけど・・・。

 

まあ、まだ出始めたばかりのサービスなのでウォッチしつつ今後を期待します。

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