Google Apps Scriptからメールを送る方法

2017/07/01

Google Apps Scriptからメールを送ることができると知り試してみました。

結論を申しますと、超簡単に送れます。ソースコードも最小で数行程度。たぶん一度に遅れるメール送信数に制限があると思いますが、いろいろ使えそうです。

ちなみに、送信者はログインしているGoogleアカウントが持つGmailアドレスとなります。LinuxのSendMailみたいに送信者をいじることはできません。

1 テキストメールを送る方法
2 複数の人にメールする
3 HTMLメールを送る

テキストメールを送る方法

以下がテキストメールを送る方法です。

function sendMail() {
  var to = '***@gmail.com';
  MailApp.sendEmail(to, '件名：テスト送信', '本文です。');
}

たった2行です。メールアドレスを変数にせず一文にまとめることもできるので実質一行。めちゃくちゃ簡単です。

実行したらちゃんと送られてきました。

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複数の人にメールする

複数に人に贈る場合は、メールアドレスをカンマ区切りで追加していけばOKです。

function sendMail() {
  var to = '***@gmail.com,***@****.jp'; //カンマ区切り
  MailApp.sendEmail(to, '件名：テスト送信', '本文です。');
}

HTMLメールを送る

HTMLメールを送ることもできます。

Google Apps Scriptの場合、gsファイルのほかにHTMLファイルも作れるのでメール本文はプログラム内に書かずに別ファイルにしてそれを読み込んで送る、という風にしたいと思います。

まずはHTMLファイルを作ります。ファイル名はmail.htmlとしました。

で、gsファイル側は以下の通りです。

function sendHTMLMail(){
  var body = HtmlService.createHtmlOutputFromFile("mail").getContent();

  MailApp.sendEmail({
    to: '***@gmail.com',
    subject: '件名：テスト送信(HTML)',
    htmlBody: body
  });
}

以下の通り、HTML形式のメールが届きました。

Google Apps Scriptからのメール送信はGmailと連携しているだけあって、他の言語であるようなサーバー設定やアカウントの設定は不要で、サクッと書けますね。

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