非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

Excelグラフの折れ線グラフのマーカーを一括で変更するマクロ

   

技術系の仕事をしていると、例えば条件Aと条件Bとである特性を比較する際に、こんなグラフを作る時があります。

 

実際には平均値や標準偏差、t検定などで統計的に評価しますが、ざっくり2つを見比べるのに、こんなグラフが便利です。最近は箱ひげ図が主流になりつつありますが、それでもまだ根強く使われています。

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ところが、このグラフ作るの大変!

で、このグラフを作るのってめちゃくちゃ大変なんです。

折れ線グラフで作るのですが、作ったばかりだとこんな感じです。ここから折れ線1個1個に対してラインを消すのとマーカーを統一にするのですが、1要素ごと設定するのでめちゃめちゃ時間かかります。

 

要素数が少ない場合はそれほどでもないのですが、例えば100近くあった場合はもう絶望的です。

 

なので一括で変換できるマクロ作りました

ボタン1つで左のグラフから右のグラフに一発変換してくれるマクロを作りました。

 

GitHubにアップしています。ご自由にダウンロードください。ChangeGraph.xlsmが本体です。

GitHub: satoshi71/ExcelChangeGraph

 

使い方

ダウンロードしたらChangeGraph.xlsmを開きます。GraphChangerというシートがあるので、このシートをグラフのあるワークブックにコピーします。マクロはシートに埋め込んであるのでそのままコピーされます。

 

 

GraphChangerシートには、グラフの場所(シート名)、グラフ名、マーカースタイル、マーカーサイズ、マーカー色を設定する表があるので任意で変えてください。

 

グラフ名は、グラフを選択すると左上に現れます。何もしていなければ、「グラフ 1」のような名前になっているはずです。

 

マーカースタイルとマーカー色はプルダウンメニューから選択します。

 

設定が終わったら「Start」ボタンを押すとすべてのマーカーが指定デザインに変更されます。

 

とりあえず要素数のMAXは100までとしました。それ以上の要素が存在すると変換してくれません。まあ、100個で十分かと。

 

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 - Excel, VBA