Excelでフィルター使うときはSUBTOTAL関数で集計するのが便利
Excelでデータ集計する際によく使うのがフィルターです。
特定のデータ群を抽出するのに便利ですが、抽出した後にデータを集計する際にいつも使っている関数だとうまく集計できません。
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フィルターと集計関数との関係
例えば、以下のようにフィルター抽出前のデータの平均値を出す場合、AVERAGE関数を使います。
これを例えばフィルターで「1組」のみ抽出した場合、平均値はどうなるかと言うと、抽出前と変わりません。AVERAGE関数はフィルターで隠れたデータも集計してしまうんです。他にも、COUNT関数、MAX/MIN関数のようなごく一般的な集計関数でも同じです。
フィルターを使う場合の集計関数
じゃあどうすればいいかと言うと、フィルターを使用する場合はSUBTOTAL関数を使います。SUBTOTAL関数はフィルターの抽出したもののみ対象とします。
SUBTOTAL関数は第一引数によって機能が変わります。「1」は平均を表します。
各引数の対応する関数は以下の通りです。
引数 | 関数 |
---|---|
1 | AVERAGE |
2 | COUNT |
3 | COUNTA |
4 | MAX |
5 | MIN |
6 | PRODUCT |
7 | STDEV.S |
8 | STDEV.P |
9 | SUM |
引数を覚えなくても、Excelでは関数を打ち込むと以下のように対応表が現れるので便利です。
このSUBTOTAL関数を知らない人が結構多いんですよね。どうやって集計しているのかと言うと、別シートにコピペしてそこで集計している人もいました。
便利なので覚えておきましょう!
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