Python: 数値の四捨五入とかカンマ区切りとかゼロ埋めとか
Pythonで数値を扱い方です。round関数とformat関数を使って、四捨五入, カンマ区切り, 小数点以下のゼロ埋めを行います。
round関数で四捨五入
round(数値, 桁数)
関数を使って四捨五入してみましょう。
v = 12345.6789 print(round(v,3)) #小数点第3桁まで四捨五入 print(round(v,0)) #小数点以下を四捨五入
出力結果はこちらです。指定のところで四捨五入してくれていますが、桁数0でも小数点が現れてしまいます。これはfloat型だからですね。
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小数点以下を四捨五入して整数だけ表示したい場合は以下のようにint関数を併用します。
v = 12345.6789 print(int(round(v,0)))
format関数を使って四捨五入
format
関数を使って四捨五入もできます。
v = 12345.6789 print('{:.3f}'.format(v)) #小数点第3桁まで四捨五入 print('{:.0f}'.format(v)) #小数点以下を四捨五入
format
関数は小数点以下の四捨五入すると整数のみ表示となります。注意すべきはformat
関数は数値ではなく文字列として出力するという点です。引き続き計算をする場合は注意しましょう。
format関数で小数点以下0埋め
小数点以下が1桁しかなくても、3桁までゼロ表記したい時があります。その場合もformat
関数を使います。
v = 12345.6789 v = round(v,1) print('{:.3f}'.format(v))
結果はご覧の通りです。
format関数でカンマ区切り
金額表記などで使う3桁ごとのカンマ区切りの方法です。こちらもformat
関数を使いますが、引数には整数である必要があります。round
関数で小数点以下を四捨五入した後にint
関数で整数にする必要があります。
v = 12345.6789 v = int(round(v,0)) print("{:,d}".format(v))
結果はご覧のとおりです。
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