非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

ChromebookにJupyter notebookをインストールする方法と使い方

      2019/07/05

前回、ChromebookでPythonが使えることを書きましたが、matplotlibのようなGUI系のライブラリはさすがに使えないので、それらが使えるであろうJupyterをインストールすることにしました。

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ChromebookへJupyterをインストール

Linuxアプリのターミナルを起動し、以下のコマンドを打ちます。あらかじめpipをインストールしていることが前提です。pipのインストール方法はこちらを参照ください。

$ sudo pip3 install jupyter
 

 

Jupyter notebookの起動

インストールが完了したら以下のコマンドでJupyter notebookを起動します。

$ jupyter notebook
 

 

ブラウザが立ち上がるのですがなぜか以下のように「Your file was not found」と出てしまいます。

ターミナルを見ると赤線のところにURLが書かれていることがわかります。「hrrp://localhost:8080/…」というURLです。これをコピーしましょう。(選択するだけでコピーされます。「Ctrl」+「C」は不要です。)

コピーしたURLをブラウザにアドレスバーにペーストするとご覧の通りJupyter notebookが現れました。

Jupyter notebookを使ってみる

右上の「New」ボタンを押すとプルダウンメニューが現れるので「Python 3」を選択します。

 

ノートブックが開きました。セルにPythonコードを書いて実行できます。

Hello Worldを表示するコードは無事実行できました。

あらかじめLinuxコンソールでnumpyをインストールしておいたので実行してみたらできました。

matplotlibが使えるか?

果たしてmatplotlibは使えるのか?まずはpipコマンドでmatplotlibをインストールしてみます。(頭に!を付けるとコマンド実行できます)

!pip3 install matplotlib
 

 

とりあえずインストールはできました。

以下のコードを実行してみると…

import matplotlib.pyplot as plt

price = [32, 38, 49, 67, 81]
number = [1, 2, 3, 4, 5]

plt.plot(price, number)
plt.title("Graph Test")
plt.xlabel("value-1")
plt.ylabel("value-2")
plt.show()
 

 

うまくグラフが描かれました。Chromebook上では直接matplotlibは使えませんが、Jupyter notebookでは使えますね。

Amazonで購入できるChromebookはこちらです。

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