【Python】Open Exchange Rates APIでドル円レートを取得する方法
為替レートAPIを活用すればPythonで最新のドル円レートを手軽に取得できます。この記事ではOpen Exchange Ratesを例にAPIキー取得の手順やPythonでの簡単な利用方法を紹介します。
Open Exchange Rates公式サイトからAPIキー取得
Open Exchange Ratesの公式サイトにアクセスします。右上の「Sign Up」ボタンをクリックします。
https://openexchangerates.org/
各プランの説明が記載されていますが、赤矢印の示す「Free Plan」というリンクをクリックしましょう。
メールアドレス、パスワード、氏名などを入力しアカウントを作成します。
以下のようなダッシュボード画面になります。左サイドメニューの「App IDs」をクリックすると「App ID」が現れるのでコピーしましょう。
Pythonで簡単にドル円レートを取得するプログラム例
以下のコードは、Open Exchange Rates APIを使用してドル円(USD/JPY)のレートを取得してコンソールに出力するプログラムです。
import requests
# APIのエンドポイントとAPIキー
API_URL = "https://openexchangerates.org/api/latest.json"
API_KEY = "(Your Key)" # ここに自分のAPIキーを入力
# ドル円の為替レートを取得する関数
def get_usd_jpy_rate():
params = {
'app_id': API_KEY,
'symbols': 'JPY' # 日本円(JPY)を指定
}
response = requests.get(API_URL, params=params)
# レスポンスが成功か確認
if response.status_code == 200:
data = response.json()
usd_jpy_rate = data['rates']['JPY']
return usd_jpy_rate
else:
raise Exception(f"API request failed with status code {response.status_code}")
# ドル円レートを取得して出力
try:
rate = get_usd_jpy_rate()
print(f"Current USD/JPY rate: {rate}")
except Exception as e:
print(f"Error occurred: {e}")
出力結果はこちら。現在のドル円レートが出力されます。
Current USD/JPY rate: 149.29160233
無料プランの制限
無料プランには多くの場合、以下のような制限があり注意が必要です。
- リクエスト数の上限: 一日に送信できるAPIリクエストの回数が制限されています。無料プランでは1か月に1,000回までのリクエストが可能です。
- データ更新頻度: 為替レートの更新頻度が低い場合があります。通常1時間ごとにデータが更新されるためリアルタイムデータが必要な場合は有料プランが必要です。
- 対応通貨の制限: 利用できる通貨ペアが限定されている場合があります。
月あたり1000回まで(1日約32回)と1時間ごとのデータ更新という点を考えると、無料プランではあくまで1時間に1回のデータ取得が妥当でしょう。無料プランの制限を理解しそれに合わせた設計をすることで効率的に為替レートAPIを活用できます。
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