Chromebookを9ヶ月使ってみてわかった6つのデメリット
去年の5月にChromebookを購入しちょいちょいブログにも書いてきました。こちらははじめてChromebookを手にしたときの記事です。あれから9ヶ月経ちました。
Chromebookは使用者が少ないのでネット上であまり情報を多くないですね。ブログもYoutubeも賞賛記事ばかりで、デメリットについて書いている例はあまり見当たりません。
むしろ「こいつ、絶対Chromebook持ってないだろ」って思う記事や動画もあったり。(たぶんPV稼ぎ)
あまりプラス面ばかりだと逆に胡散臭くなってしまうので、いちChromebookファンとして逆にマイナス面を書こうと思いました。
僕が9ヶ月使って感じたChromebookのデメリットを6つです。
目次
起動は言うほど速くない
Chromebookのメリットの1つとして語られるのが、起動が超速いってこと。…ですが、言うほど速くないんですね、これが。
正確には去年のどこかであったアップデートを境にむちゃ遅くなりました。
一番下に動画を載せましたが、初期画面は速いもののログインが結構長いです。
もちろんWindowsよりは速いですが、Linuxの起動速度とあまり変わらないんじゃないかな。論より証拠、動画見てみてください(記事の一番下に動画あります)。
Chromeアプリがあまり豊富じゃない
もともと、ChromeOSはLinuxもなくAndroidアプリも使えないところからスタートしました。
その意味ではChromeOSにとってChromeアプリこそがネイティブなわけで、それなのにそのChromeアプリの品数が残念なほど少ないんですね。というより、品数はあるけど有象無象で使えるアプリが少ないといった方が正確ですね。
もっとも、それを補完するかのようにAndroidアプリが使えるようになったり、Linuxが搭載されLinuxアプリが使えるようになったわけです。
特にLinuxアプリは豊富なのでありがたいのですが…
Linuxアプリはめっちゃ遅い
とにかく遅いです。むっちゃ遅い。
これも動画にあるので見てみてください。最後に比較のためLinuxマシンで同じアプリを起動した例も載せました。
起動の遅さもさることながら使用中ももっさりしてしまい、結構イラつきます。
Androidアプリはすべて使えるわけじゃない
AndroidアプリはLinuxのように遅いわけではなく快適に使えます。
…が、Chromebookで使えないアプリが多いんですよね。スマホに最適化されたものなのでパソコンでは使えないケースが多いんです。
インストールできたとしてもスマホ画面の縦長のサイズにしかならないアプリも多く、正直使い勝手は悪いです。
Linuxアプリで日本語が使えない
Linuxアプリでは日本語が使えません。IMEが使えないからです。
日本語を打ち込みたい場合は、Chromeアプリのエディタなどで日本語を打ち込んでからそれをコピペすることで一応は打ち込めなくもないですが結構手間です。
のちのち日本語が使えるようになる日が来るとは思いますが、今は使えなくて結構しんどいです。日本語フォントも追加できないし。
Linuxアプリに画像のコピペができない
画像アプリなんかはWeb上で画像のコピー→アプリ上でペースト、なんてよくやるのですが、Chromebook上のLinuxアプリではこれができません。
テキストのコピペはできるんですけどね、なぜか画像はクリップボードを介すことができないのは地味にやりづらいですねぇ。
Linuxアプリ同士はコピペができるんですが、ネイティブーLinux間は跨げないという不思議な仕様です。(テキストは跨げるけど)
GimpやInkscape、ドローソフトなんかを使う時は画像のコピペは頻繁にやるのでここは改善してほしいところです。
起動速度とLinuxアプリ(Inkscape)の速度を体感してもらえるように動画にしてみました。
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