Pythonスクリプトをauto-py-to-exeで実行ファイルにする方法
Pythonスクリプトを実行ファイル化する方法としてpyinstallerが有名ですが、そのpyinstallerのGUIラッパーであるauto-py-to-exeを使うと便利です。コマンドラインをGUI上で設定できますので。
auto-py-to-exeのインストール
以下のコマンドでauto-py-to-exeをインストールすることができます。
$ pip install auto-py-to-exe
インストールしたらすぐに実行できますが、以下の実行コマンドauto-py-to-exeを打ったらtkinterがないと怒られました。指示通りにsudo apt-get install python3-tk
でインストールしたあとに改めて auto-py-to-exe
を実行しましょう。
$ auto-py-to-exe Error: tkinter not found For linux, you can install tkinter by executing: "sudo apt-get install python3-tk"
auto-py-to-exeの使い方
今回実行ファイルにビルドするのは前回作ったFlatアプリを使いたいと想います。
こいつですね。↓
改めて以下のコマンドでauto-py-to-exeを実行しましょう。
$ auto-py-to-exe
実行すると以下のウィンドウが現れます。「Script Location」に実行したいPythonスクリプトを選びます。オプションとして実行ファイル1つにまとめたいので「One File」を選択、コンソールをなしにしたいので「Window Based」を選びました。
「CONVERT .PY TO .EXE」ボタンを押すと以下のように実行ファイルの生成が開始されます。
実行してみる
完了すると以下のような「output」フォルダができます。この中に実行ファイルが生成されています。
実行ファイルをダブルクリックするとご覧の通りアプリが立ち上がりました。うまく行きました。
スポンサーリンク