Excel/VBAでWebブラウザを作ってみた
2016/10/07
VBA上でWebブラウザを搭載したいと思ったときに、ちょっと調べてみたら超簡単だったので紹介します。ただ、先に言っておきますとVBA用のWebブラウザコントロールはバージョンが古いみたいです。ガッツリとしたWebブラウザを作るのはちょっと避けた方がよさそうですね。
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まずはコントロールの追加
まずは、Excel上のVisual Basic Editorで、フォームを1つ作成します。デフォルトではツールボックス上にはWebブラウザコントロールは存在していません。
メニューの「ツール」-「その他のコントロール」をクリックします。
すると、以下のようなウィンドウが現れるので、リストの中から「Microsoft Web Browser」を探して、そこにチェックを入れて「OK」を押します。
そうすると、ツールボックスに地球のアイコンが現れます。これが、Webブラウザコントロールです。
フォームにセット
次にフォームにセットします。
地球儀アイコンをクリックして、マウスでコントロールを描くとこんな感じで現れます。真っ黒ですね。
次に以下のコードを書きます。
どのタイミングでも結構ですが、僕はFormの生成時(UserForm_Initialize())に仕込みました。これで準備完了。
実行
さっそく実行してみるとこんな感じに。ちゃんとYahooページが現れました。
ただし、ここで注意点が! なんと、Yahooページでブラウザのバージョンが古いという警告が出ていました。どうやら、VBA上のWebブラウザコントロールは古いバージョンみたいです。Excelは最新の2016なんですけどね・・・。
なので、ちょっとしたWebページの確認やHTMLタグのチェックのような補助的な使い方に限定されそうです。ガッツリ使うWebブラウザとしては不向きでしょうね。もし、バージョンアップの方法が見つかったら、このブログで紹介していきたいと思います。
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