ChromebookにインストールしたAndroid Studioで実機デバッグができた!
ちょっと前にChromebookにインストールしたAndroid Studioに仮想デバイス(AVD)のインストールを試みたのですが結果失敗に終わりました。
そこで今回はAVDではなく実機デバッグができないか試してみたので報告します。
結論から言うと実機デバッグできました。これでChromebookでAndroidアプリ開発が可能であることが確認できました。
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Android端末の設定
まずAndroid端末の設定からです。
設定画面の一番下の方に「端末情報」というメニューがあるのでクリックします。すると右側の画面になります。
「ビルド番号」を7回タップしてください。「これでデベロッパーになりました!」と表示されたらOKです。
設定画面に戻ると「開発者向けオプション」というメニューが現れているのでそれをタップし、「ON」を有効にしてさらに「USBデバッグ」を有効にします。
これで端末側の設定は完了です。
Chromebookに接続
次に端末をChromebookにUSB接続します。
「USBデバイスが検出されました」と出るので、「LINUXに接続」というリンクをクリックします。
端末が認識されたので有効にしてください。これでChromebookにAndroid端末が接続されました。
Android端末側の「USBの使用」をファイル転送にしてください。
これでChromebookとAndroid端末との接続は完了です。
デバッグ実行
Andorid Studioの実行ボタンを押します。
端末に対応したInstant Runのインストールを促されるので「Install and Continue」ボタンを押します。
ライセンスの同意を促されるので「Accept」を選択して「Next」ボタンを押します。
インストールが始まりました。
インストールが終わったら「Finish」ボタンを押します。
ビルドが始まります。約1分程度かかります。
ビルドが終わるとAndroid端末側に以下のメッセージが現れます。「OK」ボタンを押して許可しましょう。
すると端末にアプリが転送され使用できるようになりました。実機デバッグ成功です。
ChromebookではAVDの導入ができないものの実機を使ってであればAndroidアプリが開発可能です。ちょっと前までは開発者モードでしかできなかったものがだんだん進化してきていますね。たぶんそのうちAVDもCrostiniに対応するようになるでしょう。
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