Linuxコマンド(mkisofs)でCD/DVDメディアのisoイメージファイルを作成する方法
CD/DVDメディアのisoイメージを作成する場合は専用ソフトを使うのが一般的ですが、Linuxの場合はmkisofsというコマンドがあって、これでisoイメージを作成することができます。その手順について書き留めておきます。
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まずメディアのパスを調べる
最近のLinuxはメディアのマウント先のアドレスがいまいちわからず調べるのにちょっとひと手間かかります。
メディアを入れると下図のようにディスクトップにアイコンが現れます。ちなみに下図はLinux Mintです。
アイコンをダブルクリックしてファイルマネージャーを起動してもアドレスバーにはフルパスが表示されません。Windowsのドキュメントやデスクトップフォルダのようですね。
ubuntu系に限ったことかもしれませんが、メディアのマウント先は/run/user/1000/gvfs/
フォルダ内にあります。下図のように先ほどアドレスバーのフォルダ名が見えています。このフォルダを開くと上図の状態になります。
なので、フルパスは/run/user/1000/gvfs/cdda:host=sr0/
です。
mkisofsコマンドでisoイメージを取得
ここまでわかれば簡単です。
以下のコマンドでisoイメージが作成できます。以下が基本形です。
メディアのパスに:
と=
が含まれているのではエスケープ文字\
で処理する必要があります。
以下が実際のコマンドの例です。
mkisofs -r -J -V "MyCD" -o cd_image.iso /run/user/1000/gvfs/cdda\:host\=sr0/
これを実行するとご覧の通りメディアからisoファイルを出力してくれます。
100%になれば完了です。ホームフォルダ内にisoファイルが出力されました。
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