非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

Ubuntu22.04にTypeScriptをインストールして簡単なプログラムを動かすまで

   

Ubuntu22.04にTypeScriptをインストールする手順です。インストール後に簡単なプログラムを作って実行するまでを紹介します。

Node.jsのインストール

UbuntuにNode.jsをインストールする方法は以下の記事に掲載しています。

一応コマンド転載。

# curlのインストール
$ sudo apt install -y curl
 
# node.jsのインストール
$ curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_19.x | sudo -E bash -
$ sudo apt-get install -y nodejs
 
# npmのインストール
$ sudo apt install npm
 

 

TypeScriptをインストールする

次に以下のコマンドでTypeScriptをインストールします。sudoコマンドでスーパーユーザー権限にすることを忘れずに。

$ sudo npm install -g typescript
[shell]


インストールが終わったらバージョン確認しておきましょう。

[shell]
$ tsc -v
Version 4.9.3

 

TypeScriptを直接実行できるようts-nodeをインストールします。これがないとJavascriptにいちいちコンパイルする必要あるので。

$ sudo apt install ts-node
 

 

簡単なプログラムを作ってみる

こちらがTypeScriptの簡単なコードです。test.tsというファイル名で保存しました。ほぼJavascriptと変わりませんが型宣言が必要な点が異なります。(型推論できるので5行目の型宣言はなくてもOK)

function myfnc(num: number) {
  return num + 1;
}
      
const val: number = 123;
console.log(myfnc(val));

 

TypeScriptのコードを直接実行してみる

それでは実行してみましょう。最初にインストールしておいたts-nodeで実行できますが、その前に以下のコマンドで環境設定が必要です。

$ sudo npm install --save typescript ts-node

 

以下の赤丸で囲ったファイル・フォルダが生成されます。

 

 

実行すると以下の通りです。

$ ts-node test.ts 
124

 

 

コンパイル

次にJavascriptにコンパイルします。tsc コマンドを使います。

$ tsc test.ts

 

 

生成されたJavaScript

test.jsというファイルが生成されます。ソースコードは以下の通りになりました。

function myfnc(num) {
  return num + 1;
}
var val = 123;
console.log(myfnc(val));

 

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 - TypeScript