WindowsにVirtualBoxを入れてLinux Mintを立ち上げてみた
2016/10/15
バーチャルマシンで一番有名なのはVMWareですが結構高いですよね。バージョンによって1万円~3万円くらいでしょうか。個人で使うにはちょっと手が出ません。一方でオラクルのVirtualBoxは無償です。この差はいったい何なのかわかりませんが、個人で使う分にはVirtualBoxで十分かと思います。
WindowsにインストールしてゲストOSとしてLinux Mintを入れたのでその手順を綴っておきます。
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まずはダウンロード
VertualBoxのダウロードはこのページからできます。
下にスクロールすると各プラットフォームごとにリンクが載っているので、今回は赤矢印のWindows向けをダウンロードしました。
LinuxMintのISOイメージはこのページからダウンロードできます。注意点として自分のPCのビットに関わらず32bit版をダウンロードする必要があります。どうやらVirtualBoxはゲストOSが32bit版しか対応できないみたいです。
■2016/10/15 追記■ 64bit版も対応できます。理由は後述します。
下にスクロールすると64bit版のミラーサイトのリストがあって、その下に「32 ビット版のISO イメージは、次のリンクより使用可能です」とありますので、そこからダウンロードページに進んでください。
VirtualBoxのインストール
インストーラーを起動したらいきなりこんなメッセージが出てきました。SmartScreenというのはWindowsのセキュリティ機能みたいですね。気にせず「Run」ボタンを押します。
特に問題なく普通にインストールのウィンドウが立ち上がりました。
お決まりの何をインストールするか選ぶ画面です。とくに気にせずそのまま「Next >」ボタンを押下。
こちらもお決まりの画面。起動アイコンをどこに置くかってやつですね。お好みで選択すれば良いと思いますが、僕はデフォルトのままにして「Next >」ボタンを押下。
ここで警告が出ました。よくわからないのですが、ネットワークがdisconnect?? 気にせず「Yes」を押しました。
インストール前の念押しの確認画面。ここで「Install」ボタンを押せばインストール開始です。
インストール中。しばらく待ちます。
無事インストール完了しました。
デスクトップに起動アイコンが現れることを確認しましょう。(前述の「Create as shortcut on the desktop」にチェックを入れていれば、ですが。)
起動するとこのような画面が立ち上がります。無事インストールできました。
VirtualBoxの設定
次に、VirtualBoxにLinux Mintをインストールできるよう設定を行います。
「新規」ボタンをクリックします。
「名前」に任意の名前を入力して、タイプ、バージョンを選択します。Linux Mintは選択できないので、同じ系統のUbuntuを選択しました。
■2016/10/15 追記■ 僕のパソコン上ではバージョンが32bit版しか選択できませんでした。この状態では64bit版は対応できません。しかし、別のパソコンで試してみたらなんと64bit版が選択できたんです。どっちのパソコンも64bitなのですが・・・。(あえて言えば前者はWin10アップグレード版)
次に、メモリーサイズの設定です。必要なメモリサイズが1024MBとのことなので、倍の2048MBで設定しておきました。
仮想ハードディスクの設定ですが、ここはデフォルトのままで良いかなと。
ハードディスクタイプもデフォルトのまま。
こちらもデフォルトの可変サイズのままで良いかと思います。
ハードディスクの容量ですが、どうせ可変サイズなので最初はデフォルトの8GBにしておきました。
■2016/10/15 追記■ 最新のLinuxMintは10GB以上もサイズがあるみたいです。ここであらかじめ20GBくらいにしておいた方が良いでしょう。
設定が完了すると以下の画面のようになります。
Linux MintのISOイメージの割り当て
一昔前だとISOイメージをCDやDVDに焼いていましたが、どうやらVirtualBox上の仮想CD-ROMにISOイメージを割り当てることで、あたかもCDを差しているように振舞ってくれるみたいです。
まず「設定」を押します。
設定画面が現れるので、左欄から「ストレージ」を選択し、「コントローラー:IDE」のCDが空になっていることを確認します。
空のCDを選択した後、右欄のCDアイコンをクリックすると、プルダウンメニューが現れ、「仮想光学ディスクファイルを選択」をクリックします。
あらかじめダウンロードしておいたLinux MintのISOイメージを選択します。
これで、仮想CD-ROMにLinux MintのISOイメージが割り当てられました。あたかも光学ディスクを差しているように認識されます。「OK」を押してウィンドウを閉じます。これで設定は完了です。
Linux Mintの起動
「起動」ボタンを押します。
別ウィンドウが現れ、Linux MintのライブCDが起動します。
下の図のようにLinux Mintが立ち上がったら成功です。あくまでライブCDが起動しただけですから、ちゃんとインストールするには、デスクトップ上の「Install Linux Mint」からインストールに進みます。
Linux Mintのインストール手順は割愛します。まあ手順に従って進めば良いので。次回以降は、on ViertualBoxのLinuxで何ができるかいろいろ試していきたいと思います。
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