備忘録 ~Good bye, Java~ 2014年4月
2016/01/06
前回書いたとおり、とある理由でJavaをやめることになりました。
10年以上に及んでJavaを使ってきたので、その間に得た知識は半端ない(たぶん)のですが、どうにもこうにもならなくなり、捨てる覚悟を決めたわけです。
元々、会社での自分自身の業務効率を上げるために、ルーチンワークなところを自動化してきたことが、プログラミングの大きなモチベーションの1つとなっていたわけです。たとえば多数のテキストファイルの中からある部分を抜き出すような仕事は、手作業よりパソコンに任せたほうが何百分の一の時間で終わります。そういったことにプログラミング知識を活かしていました。
ところが、今年の4月に会社のパソコンが一斉に更新され、それはそれで新しいパソコンになりうれしいのですが、セキュリティがめちゃくちゃ厳しくなって、なんとユーザー側でアプリケーションをインストールできなくなってしまったのです。
さすがにJREはインストールされていたので、過去に作った自作のソフトは動くのですが、JDKはインストールされていないため、これ以降Javaで新しいアプリを作ることができなくなってしまったわけです。自作ソフトの修正もできません。
いそいで代替えの言語を考えていたところ、Windowsには標準で.Net Frameworkが入っており、なんとコンパイラまで標準装備だということを初めて知りました。
なので、C#に転向します。
最初はC++に似ていると思っていたのですが、完全なオブジェクト指向でしたし、仕様がJavaと似ていたので、基本的なところはすぐに習得できました。
しかし、この機会によくわかりましたが、Windowsの中でのJavaって結構肩身狭かったのね・・・。かつてSunとMicroSoftとの訴訟がここまでボディーブローのように効いていたとは。
とりあえず、急場でC#プログラミングに特化したエディタを作りました。なにせエディタすらインストールできないので・・・。今までEmEditorを愛用していましたが使えなくて残念ですが、ま、仕方ないか。
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