非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

JavaFXはグラフコントロールが標準装備というだけでもっと広まるべきだと思った

   

かつて、Javaに初めて触れたり時一番衝撃だったのが、GUIコンポーネントを標準装備しているということでした。

以前書いたブログにも綴っています。

「Write once, run anywhere」思想が売りでしたが、私にとってそんなことはどうでもよく、どちらかというとSwingという「標準のGUIプログラミング仕様」があったということに大きな魅力を感じました。

 

当時はデスクトップ用言語といえばC++が主流でした(Visual C++とかC++Builderとか)。

しかし、元々、C/C++はCUI時代に作られた言語なので、GUI部分は各社独自の追加仕様だったんです。なので、プログラムコードの見た目が全く異なり、まるで違う言語の様でした。

そんな時に現れたのがJavaで、GUIが標準装備だってことに新しい時代の言語が現れたと心躍った記憶があります。

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で、何の話かっていうと・・・

前回、JavaFXでグラフ描画コントロールを紹介しました、

 

今どきグラフ描画機能なんて当たり前だと思うかもしれませんが、意外とそうではなく、実は他の言語でグラフ作成を「標準装備」している言語は少ないです。C#にはありますが、たしか.NET4.5からで、Windows10ですら別途導入が必要になります。

そんな中、Java8/FXに標準でグラフ機能があるというのは、いかにも先進的なJavaらしいなって思いました。

僕は、このグラフ描画機能があるというだけで、もっとJavaは評価されていいと思うんです。当初悩みの種だった速度も全然気にならなくなったし。

まあ、あとは使ってもらう相手にJavaランタイムをインストールしてもらわなければいけないとか、OSが実行ファイルと認識する形式(exeファイルとか)じゃないとか、広まるにはいろいろ障壁はあるのですが。(この嘆きは別途書きます)

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 - Java