非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

Google Apps Scriptでスプレッドシートのセルをクリアにする6つの方法

   

Google Apps Scriptでスプレッドシートのセルをクリアにするメソッドは6種類あります。備忘録としてメモ。

 

テキストや数値だけをクリアにするclearContent()

セルに入力されているテキストや数値をクリアにするメソッドです。

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1:C3").clearContent();
 

 

 

書式をクリアにするclearFormat();

セル色、罫線、フォントといった書式をクリアにしてくれるメソッドです。セル内の値は残ります。

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1:C3").clearFormat();

 

 

メモをクリアにするclearNote()

メモ(Excelでいうコメント)を消してくれるメソッドです。

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1:C3").clearNote();

 

 

入力規則をクリアにするclearDataValidations()

入力規則をクリアにしてくれます。(こんなものまであるんかい…)

 

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1:C3").clearDataValidations();

 

 

値と書式をクリアにするclear()

値と書式をクリアにしてくれます。メモと入力規則はクリアしないので注意。

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1:C3").clear();

 

 

オプションを指定してクリアにするclear(option)

オプションを指定することでクリアの内容を決めることができます。以下は一例で、セルの値と書式を消してくれます。

var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
sheet.getRange("A1:C3").clear({ formatOnly: true, contentsOnly: true });
 

 

使えるオプションは以下の通り。

オプション 内容
commentsOnly コメントのクリア
contentsOnly 値のクリア
formatOnly 書式のクリア
validationsOnly 入力規則のクリア
skipFilteredRows フィルタリングされた行をクリアしない

 

 

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 - Google Apps Script, Google Dirve