GoogleスプレッドシートでもExcelの分析ツールみたいなことをする方法
自宅でほとんどWindowsを使わなくなったのと(ほぼLinuxMint)、近い将来Chromebookを購入しようと思っていることもあり、Windows唯一の神アプリExcelからの脱出を目指しているわけです。
LibreOfficeはクソすぎなので、なんとかGoogleスプレッドシートを使い倒したいなと思っております。
その中で、理系職ではおなじみの「分析ツール」と同等の機能がGoogleスプレッドシートにもないかなと探してみたら、いくつか確認できたので書き留めておきます。
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ヒストグラム
Excelでヒストグラムを作る時は「分析ツール」から「ヒストグラム」を選択してデータを選んで作りますが、Googleスプレッドシートの場合はグラフで一発で作れます。
Googleスプレッドシートでどうやれば良いかというと、これはExcelよりはるかに楽にできます。
それは、単純にデータを選択してグラフを作るだけです。
生データをグラフ化するだけでヒストグラムは作ることができます。ヒスト用のデータを作る必要がないのが楽です。
横軸のデータ数も当然カスタマイズできます。
平均値の検定(t検定)
理系職ではよく使われる平均値の検定(t検定)ですが、Excelではやはり分析ツールから作ります。
Googleスプレッドシートは関数でt値を出します。
パラメータはこんな感じです。(Googleスプレッドシートのヘルプから抜粋)
- 範囲1 – t 検定で考慮するデータまたはセル範囲の一方の標本を指定します。
- 範囲2 – t 検定で考慮するデータまたはセル範囲のもう一方の標本を指定します。
- 尾部 – 使用する分布の尾部を示す数値を指定します。
- 1 の場合: 片側分布を使用します。
- 2 の場合: 両側分布を使用します。
- 種類 – t 検定の種類を指定します。
- 1 の場合: 対をなすデータの t 検定を実行します。
- 2 の場合: 等分散の 2 標本を対象とする t 検定を実行します。
- 3 の場合: 非等分散の 2 標本を対象とする t 検定を実行します。
こんな風に2つのデータ群の平均値の検定をしてくれます。残念なことにt値のみで、比較する基準値は自分で調べなければいけないってところです。自由度(n-1)から基準値を出す関数があったらうれしいのですが…。
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