GoogleスプレッドシートでARRAYFORMULA関数を使った自動連番が超絶便利!
Excelでちょっと面倒だなと思うのがデータ行にそれぞれ番号を採番するときで、1,2と打った後にマウスドラッグで伸ばしていくか、=A1+1みたいな数式を入れてやはり以降のセルに数式をコピーして展開していくか、そんなに工数はかからないとはいえこれをやる頻度が高いこともあって面倒に思ってしまうわけですね。
これがGoogleスプレッドシートだと、1行目にある関数を入れるだけで以降のセルに対して採番してくれるという便利な関数があります。
それがこれ↓。
=ARRAYFORMULA(ROW(A1:A1000))
ARRAYFORMULA関数は数式を指定行まで展開してくれる関数です。ROW関数は行番号を返す関数でその中に範囲指定しておけばその行まで数式を展開してくれるわけです。
以下のようにA1セルに上記数式を入力してみましょう。
すると、ご覧の通り連番を展開してくれます。指定した100行目までやってくれます。
もし2行目以降で1から採番したい場合は以下ように1を引けば可能です。
=ARRAYFORMULA(ROW(A1:A1000)-1)
この関数のうれしいのが行を削除しても欠番にならず連番を維持してくれるってことです。これはかなりありがたいです。Excelだとちょいちょい連番が崩れていないかキにする必要ありますからね。だいたいチェック漏れが嫌なので最後の最後でマウスドラッグで採番し直します。スプレッドシートにはその心配がないわけです。
1つのセルの数式で他のセルへ展開するような関数はExcelにはありません。Googleスプレッドシートならではの機能となります。
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