C#で付箋紙を作る(最終回) –完成しました
2017/08/04
今回含め全5回に分けて、C#で付箋紙の作り方をお送りしました。今回5回目にて最終回としますが、前回の4回目から時間がかかったのは、途中で深刻な欠陥に気づいたからです。
付箋紙作ってるけど、最後の仕上げだと思ったら大きな欠陥があった。手直し中…。
C#で付箋紙を作る(第四回目) データの数だけ付箋紙を起動する https://t.co/j5TvHqM6qI
— satoshi@非IT系プログラマ (@satoshiU71) 2017年7月13日
テキストや背景などのパラメータを編集する際に、どのデータ行を修正すればいいかわからなくなってしまっていたからですね。なぜかというと、他の付箋紙が自分を削除する可能性もあるわけで、その場合はデータ行が変更になるなるのです。起動時に認識していたデータ番号が変わる可能性があるので、そこを考慮しなきゃいけないことが途中で判明しました。
なので、各データにIDを入れるようにして、修正の際はそのIDを検索してデータ行を確認するようにしました。
付箋紙の機能紹介
最初はパラメータを保存するxmlファイルがないものとします。この状態で付箋紙(Sticky.exe)を起動すると…
デフォルトのパラメータで付箋紙が起動します。
すると、xmlファイルが自動で生成されます。以降、このxmlファイルにデータが保存されるわけですね。
付箋紙をダブルクリックするとテキストが書き込めます。あとは付箋紙サイズもここで変更できます。変更が終わったらまたダブルクリックすると付箋紙に戻ります。
次に背景色の変更です。右クリックメニューから「背景色」をクリックすると色の設定ダイアログが現れます。好きな色を選択して「OK」を押しましょう。
はい、ご覧のとおり。
フォントの設定は、同じく右クリックメニューから「フォント」を選ぶと、フォント名とサイズが選べるダイアログが現れるので、好きなフォントを選びましょう。
フォントが変わりました。
右クリックメニューの一番上の「新規付箋紙」を選択すると新しい付箋紙が現れます。
最後に、「削除」を選択すると、その付箋紙は削除されます。削除せずに閉じる場合は、その下の「閉じる」ボタンを選択します。
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XMLファイル
xmlファイルはこちらです。なくても起動時に自動生成されます。前回と違いStuckyタグにid要素があります。これはユニークな文字列になっていて自分のデータを識別に利用しています。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <Stickys xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema"> <Sticky id="8d4cd0d8e0f3756"> <text> </text> <width>200</width> <height>80</height> <top>300</top> <left>300</left> <red>255</red> <green>200</green> <blue>200</blue> <font-family>Meiryo UI</font-family> <font-size>10</font-size> </Sticky> </Stickys>
ソースコード全文
ソースコードはGistに乗せました。またexeファイルも含めGitHubにアップしております。
GitHub: satoshi71/Sticky / Gist: satoshi71/Sticky.cs
※2017/8/4 追記:exeファイルがうまく起動してくれないようです。原因調査中。もし使う場合はソースコードからコンパイル願います。Win7/10ならコマンドプロンプトから以下を打てばOKです。
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