【node.js/npm】Ubuntuに簡易的な Webサーバーを立ち上げる（http-serverパッケージ）

2022/11/02

前回、Ubuntu22.04にNode.jsとnpmをインストールしましたが、今後、node.jsを使って開発していくにあたってサーバーを用意する必要があります。昔ならApacheのような本格的なサーバーを用意したものですが、npmにはhttp-serverという簡易的なWebサーバーを立ち上げるパッケージが用意されています。今回はインストール方法と起動方法について書き留めておきます。

1 インストールコマンド
2 サーバー起動
3 ブラウザで確認

インストールコマンド

以下の通りです。Linuxの場合はスーパーユーザー権限が必要なのでsudoを忘れずに。

$ sudo npm install http-server -g

サーバー起動

HTMLファイルがあるフォルダまで行って、その場所でhttp-serverというコマンドでサーバーを立ち上げることが出来ます。出力されている“`http://127.0.0.1:8080“`を控えてください。

$ http-server
Starting up http-server, serving ./

http-server version: 14.1.1

http-server settings: 
CORS: disabled
Cache: 3600 seconds
Connection Timeout: 120 seconds
Directory Listings: visible
AutoIndex: visible
Serve GZIP Files: false
Serve Brotli Files: false
Default File Extension: none

Available on:
  http://127.0.0.1:8080
  http://192.168.10.104:8080
Hit CTRL-C to stop the server

ブラウザで確認

以下のようなHTMLファイル（index.html）があったとします。

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>http-serverテスト</title>
</head>
<body>
    <h1>http-serverテスト</h1>
    <p>Hello npm server!</p>
</body>
</html>

ターミナルに出力された“`http://127.0.0.1:8080“`をブラウザのアドレスバーに入力してみましょう。以下のようにアクセスできたら成功です。