BloggerからWordPressに引っ越しした理由

今年もあと1日。このあわただしい年末に僕はブログをBloggerからWordPressに引っ越しさせました。

Bloggerは広告もないし、あの巨人Googleが運営しているという理由から当初は安心して使っていたのですが、今年の11月から本気でブログ運営しようと思って２か月いろいろ思うことがあり、このWordPressに移行した次第なのです。今回それを紹介。

1. テンプレートが少ない

Bloggerの致命的な欠点として、ブログデザインが少ないという点にあります。これが引っ越しをする引き金になったかもしれません。テンプレートをアップロードできるようなので一応探してみましたが、あまり良いのが出回っておらず諦めました。僕がほしいのは初期画面で記事の一覧が並んでいるやつ。Bloggerのテンプレートは最初から記事全文が出る昔ながらのデザインしかないのです。おそらくですが、アクセスアップの観点から考えると、「記事の一覧」タイプの方が有利だと思います。タイトルがずらっと並んでいた方が、興味のある記事が目に留まりますからね。

2. スマホ対応が残念すぎる

一応ブログ自体はレスポンシブルになっていて、ちゃんとスマホ対応になっています。(これもだいぶ遅れたみたい)　でも、管理画面がスマホ対応できておらず超見づらいったらありゃしない。画面を指でぐいっと拡大しないと見れないんです。アプリもあるみたいですが、機能が制限されていて今一つです。ちなみに、僕は一時、livedoorブログで書いていた時期もありましたが、スマホ対応がきちんとしていて、アプリも使いやすかったです。

3. GoogleがBlogger運営に力が入っていない

結局のところ、Bloggerのサービス内容が今一つな理由が全てこれなんです。Google+やAnalyticsのような主要サービスに比べても明らかに運営に力が入っていません。もう、Googleブックマークと同レベル(笑)。長い間バージョンアップされていませんもん。Bloggerユーザーって結構多いと思うんですが、Googleの主要ビジネスになっていないのは何故なんでしょうね。広告がないので単にBloggerユーザー数が収益に直結しないのはわかりますが。管理画面上で簡単にAnalyticsを連動させることができますが、あえて広告を載せないユーザーが多いのかもしれません。だとすると、Bloggerに力を入れるよりAnalyticsに力を入れた方が合理的です。何たってBlogger以外のブログサービスでもAnalyticsを利用してくれるわけですから。

3. Bloggerサービスそのものが停止する恐怖

で、Googleが力入っていないということは、将来、Bloggerそのものがなくなるリスクを持っていることを意味します。Googleは過去そのような収益性の悪いサービスをバシバシ切ってきましたから。何年もブログを運営してきて突然サービスが停止するなんて恐怖でしかありません。Googleサービスを利用しているということは、便利な面、サービス停止のリスクを常に持っているわけです。とくにブログは広告収入を得ている人もいるわけで、停止のインパクトはかなり大きいと思います。

4. アカウント停止の恐怖

Googleって規約が結構厳しくって、突然アカウントが凍結するリスクもあります。Analyticsほど凍結した話は聞きませんが、あきらかな法令違反はともかく、どのあたりまでが容認されるのか正直よくわかりません。うっかり著作権侵害をしてしまった場合、気付いたら修正する時間はもらえるのか、それともバスっとアカウント切られるのか、とか、Blogger上でBloggerをdisったらダメなのか、とか、いろいろ考えちゃって、書く内容に自分で制限かけちゃっている状況です。それがだんだんストレスになりました。

5. 意外とSEOに弱い

弱小ブログなので体感できたわけではないのですが、よく言われることとして、BloggerってGoogle運営の割にはGoogle検索であまり上位にならないようです。SEO対策が貧弱なのが理由らしいのですが、ここについてはGoogle自体も認めているらしいですね。（この対応からもGoogleがBlogger運営に力が入っていない理由の１つと言えますね）将来、アクセスアップを狙う場合、Blogger自体が足かせになりかねないと判断した次第です。

 

ということで、Bloggerから引っ越しした理由を挙げました。次回は、数あるブログサービスの中でなぜWordPressを選んだか書きたいと思います。

 - WordPress