非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

VirtualBox上のLinuxとフォルダを共有する

   

前回はWindows10にVirtualBoxをインストールして、ゲストOSとしてLinuxMintを入れる手順を書きました。今回はそのLinuxとファイルのやり取りができるようにフォルダの共有方法を紹介します。

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まずはWindows側でフォルダを用意する

まずはWindows側で共有するフォルダを用意します。既存のフォルダでもOKです。僕は「LinuxMint」というフォルダを用意しました。(実はOneDrive上に置きました。三つ巴の共有化という・・・)

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VirtualBoxの設定

次にVirtualBoxの設定です。「設定」ボタンをクリックしてください。

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下の画面が現れるので、左欄の「共有フォルダー」を選択して、右側にあるフォルダアイコンをクリックします。

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以下のダイアログが現れます。

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フォルダーのパスをプルダウンして、「その他…」を選択します。

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フォルダの選択ダイアログが現れるので、共有するフォルダを選択しましょう。

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選択し終わったら、任意のフォルダー名を入力し、「自動マウント」と「永続化する」にチェックを入れて、「OK」ボタンを押してください。

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共有フォルダーパスがセットされていれば完了です。「OK」ボタンを押して終了してください。

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ゲストOS(LinuxMint)側の設定

次にゲストOSのLinuxMint側で設定を行います。以下のようにターミナル上で設定します。

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まず、/mntフォルダに移動します。

$ cd /mnt

 

次に、mntフォルダ内に任意のフォルダを新規作成します。僕は/winというフォルダ名にしました。

$ sudo mkdir win

 

そして、/winに先ほど設定した共有フォルダをマウントします。

$ sudo mount -t vboxsf LinuxMint /mnt/win

 

これで、/mnt/winを介してホストOS(Windows)とゲストOS(LinuxMint)とでファイルのやり取りが可能になりました。

 

結果

Linux側のファイルマネージャーで/mnt/winフォルダ内を確認すると、Windows側で保存しておいたファイルがちゃんと確認できました。

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下の写真はWindowsのエクスプローラーから観たものと、Linuxのファイルマネージャーから観たものを比較したものです。ちゃんとリンクできました。※Linuxのファイルマネージャーは更新ボタンを押すことで最新の状態が見れます。

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 - Linux, Windows