Linux MintでMeta Trader 4インストール失敗! そこから無事インストールできるまでの記録
2018/09/24
Linux MintでMeta Trader 4をインストールしたのですが、いくつかの障害を経て無事インストール成功したのでここに書き留めておきます。
ポイントは、「Windowsバージョン問題」と「Wineバージョン問題」で、この記事ではMeta Traderをインストールしながら解決していますが、あらかじめ対処しておいた方が良いでしょう。
ダウンロード
Meta Trader 4は以下のサイトからダウンロードします。
ページを下にスクロールすると、ダウンロードボタンが現れます。
現時点ではMeta Trader 5が最新版ですが、FX口座のアカウントが4だったので、前バージョンをダウンロードしましたが、特に成約がなければ5をダウンロードした方が良いかもしれません。
ダウンロードすると以下のファイルが保存されます。Meta TraderはあくまでWindowsソフトなので拡張子はexeです。
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Wineのインストール
以下のコマンドでWineをインストールしましょう。(以下は32bit版の例)
sudo apt-get update sudo apt-get install wine32
Wineを使ってインストールする(Windowsバージョン問題)
ダウンロード先でコンソールから以下のコマンドを打つとWineを介してWindowsアプリケーションがインストールできます。
wine mt4setup.exe
ところが、以下のエラーメッセージが現れました。これが最初の躓き。
このオペレーティングシステムはLinuxなのに何で???と思ったのですが、メニューからWineの設定を開いて眺めていたところ、Windowsのバージョンを設定できるところを発見。ここが「Windows XP」となっていたので、設定できる最上の「Winows8」に直しました。
改めて、wine mt4setup.exe
と打ったところ、無事インストール開始しました。
Wineを使ってインストールする(Wineバージョン問題)
インストールを進めていくと、今度は以下のプロキシサーバー情報を聞いてきました。
最初、口座のアカウント情報かと思ってそれを入力したのですが、そうじゃないと怒られました。これが第二の躓き。
ググッてみたところ、同じ問題を経験した人を発見。どうやら、Wineのバージョンが古いとこうなるらしいですね。この時点での僕のWineのバージョンを確認すると1.6.2でした。
そこで、インストールを一旦やめて、コンソールから以下のコマンドを打ってWineのバージョンを最新にしてみます。
sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-wine/ppa sudo apt-get update sudo apt-get install wine
すると、以下のように、バージョンが2.4に上がりました。
インストールを再度wine mt4setup.exe
で進めると、今度はMonoパッケージがないとのメッセージが。ここは指示通りインストールします。
Monoのインストールが実施されます。数分程度かかります。
そして、ついにMeta Traderのインストールが開始できました。ここまで手こずった分、感無量です。
インストールが終わるとMeta Traderが起動しました。無事成功です。
なお、起動後にこんなメッセージも出てきましたので、ここも指示通りインストールしておきました。
これでまた1つWindowsに戻らなくてよくなりました。あと戻る理由はOfficeを使う時だけですね。
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