Ubuntu20.04にFlutterの開発環境を構築したのでメモ
2020/07/12
Ubuntu20.04にFlutterの開発環境を構築したので書き留めておきます。
前提としてAndroid StudioやVSCodeはインストール済みです。
目次
まずFlutterのダウンロードサイトを確認する
まず、以下のFlutter公式のダウンロードサイトを確認します。
https://flutter.dev/docs/get-started/install
「System requirements」の中に「Tools」という項目があって、まずは示されたツールがUbuntuにインストールされているか確認が必要です。基本的なツールなのでだいたいは入っていますが、いくつかはインストールが必要になります。
各種ツールのインストール
1個1個Whichコマンドで確認してもいいのですが、以下のコマンドで一気に入れてしまいました。すでにインストール済みであればスキップされますので。
$ sudo apt install bash clang curl git libcanberra-gtk-module libglu1-mesa unzip xz-utils zip
念のためすべてwhichコマンドで確認するとご覧の通りです。
Flutter SDKのインストール
FlutterのダウンロードサイトからSDKをダウンロードします。
任意のディレクトリから以下のコマンドを打って展開します。(ダンロードファイルは/home/c340/ダウンロードフォルダ内にある前提。適宜修正しましょう。)
$ tar xf /home/c340/ダウンロード/flutter_linux_1.17.5-stable.tar.xz
.bashrc
ファイルの最後に以下のコードを加えましょう。(ホームフォルダ内のlibフォルダ内にあるという前提。適宜修正しましょう。)
export PATH="$PATH:$HOME/lib/flutter/bin"
再起動するか、source ~/.bashrc
で設定を反映したあと、以下のコマンドで依存関係をチェックします。
$ flutter doctor
[!]となっているところが改善スべきポイントとなります。
android licenses statusの設定
以下のコマンドを実行しましょう。何回か出てくる問い合わせにはすべて「y」で答えればOK。
$ flutter doctor --android-licenses
Android Studioの設定
Android Studio の初期画面の「Configure」−「Plugins」を選択します。
検索窓に「flutter」と打つとFlutterのプラグインが見つかります。インストールしましょう。同時にDartプラグインも一緒にインストールされます。
Flutterプラグインをインストールすると初期画面に「Start a new Flutter project」というメニューが現れるようになります。
これでAndroid Studioの設定は完了です。
VSCodeの設定
FlutterをAndroid Studioで開発する人は不要ですが、VSCodeの設定方法を書いておきます。僕はどっちでやるかはまだ決めていなかったのでどちらも設定しました。
メニューの「表示]−「コマンドパレット」を選択します。
コマンドパレットが現れたら、「Extensions: Install Extension」と打つと、「拡張機能のインストール」が現れるのでそれを選択します。
拡張機能マーケットプレースが現れるので、検索窓に「flutter」と打つとFlutterのプラグインが見つかります。インストールしましょう。同時にDartプラグインも一緒にインストールされます。
設定完了
以上で設定完了です。
再度、flutter doctor
と打ってみましょう。Connected device以外はレ点表示になったはずです。
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