LibreOffice6.0をLinux Mintにインストールしたのでレビュー
先日2/1にLibreOffice6.0がリリースされました。
早速インストールして試してみました。今回はダウンロードからインストールのところと、ツールバーのグループバーへの設定(Microsoft Officeのリボンみたいなツールバー)、日本語化について説明します。
なお、使ったマシンのOSは、Linux Mint 18.3です。
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目次
LibreOffice6.0のダウンロード
ダウンロードは以下の公式サイトから。緑色の「ダウンロード」というボタンを押しましょう。
ダウンロードページに移ります。OSを検知してくれますが、Linuxの場合、rpmかdebかまでは認識してくれないので、ボタン上の「変更しますか?」のリンクをクリックして適切な形式を選びましょう。(Linuxの場合、初期設定はrpmらしいです)
ダウンロードボタンを押せば圧縮ファイルがパソコンにダウンロードされます。
LibreOffice6.0をインストールする
「ta.gz」形式の圧縮ファイルがダウンロードされるので解凍すると、以下のようにたくさんのdebファイルが現れます。これをすべてインストールする必要があります。
ファイル1個ずついちいちインストールするのは面倒なので、以下のようなコマンドで一気にインストールしましょう。
sudo dpkg -i *.deb
以下のようにインストールが始まります。インストールが終わったらOSを再起動しましょう。再起動しないとスタートメニューに現れません。
LibreOffice6.0の起動
OSを再起動すると、以下のようにスタートメニューにLibreOffice6.0が現れます。Clacを起動してみます。
フラッシュウィンドウはこんなデザインです。
立ち上がりました。ツールバーのボタンデザインが少し変わりましたが、プレス記事にあったようにグループバー(Microsoft Officeのリボンみたいなツールバー)ではありません。デフォルトは今までのツールバーみたいですね。
グループバーに設定する
メニュー「Tools」から「Options…」を選びます。
以下のダイアログが現れるので、「Advanced」を選んで、下の方にある「Enable experimental features」にチェックを入れます。※日本語化したあとの場合は、「詳細」の「実験的な機能を有効にする」という表記。
OKボタンを押すと以下のように、LibreOfficeの再起動を促されます。「Restart Now」を押して再起動します。
再起動したら、「View」メニューから「Toolber Layout」を選ぶと、「Notebookbar」が現れるので、それを選択します。
以下の通り、グループバーが現れました。
LibreOffice6.0を日本語化する
ダウンロードサイトから「日本語訳インターフェースを入手」のところにある緑のボタンを押して日本語パッチをダウンロードします。
解凍すると以下のようにdebファイルが2個ありました。これらをインストールします。
本体同様、以下のコマンドで一気にインストールします。
sudo dpkg -i *.deb
ご覧の通り日本語化されました。
グループバーだけだと不十分なのでメニューを出しておく
使ってみるとわかりますが、LibreOffice6.0のグループバーは、Microsoft Officeのリボンほど使い勝手はよくありません。メニューバーを表示しておくことをおすすめします。
右端のハンバーガーメニューをクリックすると、以下のプルダウンが現れるので、その中から「メニューバー」を選びます。
すると、グループバーの上にメニューが現れます。LibreOfficeではこのフォーメーションにしておいたほうがいいですね。
今回はごく入り口のところだけでしたが、使っていくうちに何かあればまた紹介します。
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