非IT企業に勤める中年サラリーマンのIT日記

非IT企業でしかもITとは全く関係ない部署にいる中年エンジニア。唯一の趣味がプログラミングという”自称”プログラマー。

Pydroid3がChromebookで動作するか検証してみた

   

Android端末でPythonが利用できるPydroidというアプリを以前紹介しましたが、

これがChromebookで動作するか検証してみました。

結論を言うとちゃんと使えるし、後述しますがmatplotlibでグラフ描画までできます。

まずはPydroid3をインストール

PlayストアからPydroid3をインストールします。

インストール後起動すると最初は左のようなスマホサイズで起動しますが最大化するとデスクトップサイズになります。マウスでもサイズを自由に変えられます。画面右下の黄色いボタンが実行ボタンです。

とりあえずHello World

かんたんなプログラムを実行してみましょう。お決まりのHello Worldです。

実行ボタンを押すとご覧の通り表示されました。Chromebook上でもちゃんと実行してくれます。

最初にフォントサイズを変えた方が良い

デスクトップ環境で使うとフォントがすごく小さく使いづらいので最初はフォントサイズを大きく設定した方が良いです。

メニューから「Settings」を選びましょう。

 

「Appearance」を選ぶとFont Sizeという項目が現れるのでそれを設定すればOKです。20pt以上は必要かなと。僕は大きめが良いので24ptを使っています。

コンソールもデフォルトの文字サイズは極小なので、右上のメニューから「Preference」を選ぶとフォントサイズが設定できます。

パッケージのインストール

通常、Pythonではパッケージはpipコマンドでインストールしますが、Pydroidではメニューから選んでインストールします。

以下のライブラリ群から選んで「INSRALL」ボタンを押すことで導入できます。

tensorflowやopencvまでインストールできるみたいですね。ただしPREMIUM ONLYですが。

メジャーなパッケージはだいたい用意されているみたいです。numpyやpandas、matplotlibまであります。

matplotlibを使ってみる

numpyみたいな計算系のものならともかく、グラフ描画を伴うmatplotlibがどのように表現されるのか気になったのでインストールして確認してみました。

matplotlibをインストールしようとすると以下のメッセージが現れました。追加プラグインが必要とのこと。「GET PLUGIN」ボタンを押します。

Playストアが起動し「Pydroid repository plugin」のインストールを促されます。「インストール」ボタンを押しましょう。

プラグインのインストールが終わったら改めてmatplotlibをインストールします。

インストールが終わったら試してみましょう。以下のようなサインカーブを描くかんたんなプログラムを実行してみます。

ちゃんとグラフが現れました。グラフ描画は問題なく使えますね。

 

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