Windows10ゲストのVirtualBoxで共有フォルダをマウントする方法
前回、Linux Mint 19.3にVirtual Boxをインストールし、その中にゲストOSとしてWindows10をインストールしました。
デフォルトだとホスト−ゲスト間でファイルを共有することができません。今回はファイルの共有できるよう共有フォルダの設定方法を紹介します。
VirtualBox | バージョン 5.2.34 |
ホストOS | Linux Mint 19.3 |
ゲストOS | Windows 10 |
VirtualBoxの設定(ゲスト起動前)
まずゲストOSを立ち下げた状態で、VirtualBoxの「設定」をクリックして設定画面を出します。左メニューから「共有フォルダー」をクリックし、最右の矢印に示すアイコンをクリックします。
すると、以下の画面が現れます。
フォルダーパスをクリックし、プルダウンされたメニューから「その他…」を選択します。フォルダ選択画面が現れるので共有したいフォルダを指定します。
指定したら「自動マウント」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックして終了します。
※注: 共有フォルダにドキュメントフォルダを指定するとゲストOSからアクセスできません。ドキュメントフォルダ内にサブフォルダを作ってそれを共有すればOKです。
VirtualBoxの設定(ゲスト起動後)
次にゲストOS(Windows10)を起動します。上のメニュー「デバイス」−「guest Additions CD イメージの挿入…」を選びます。
以下のようにVisual Guest Additionsが見つからないのでインターネットからダウンロードを求められます。「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが終わると以下のメッセージが現れます。「挿入」ボタンを押しましょう。
ゲスト側(Window10)の設定
次にゲストOS内の操作になります。
エクスプローラーを開き、CDドライブを開きます。(起動するのではなく中身を見る)
ファイルの中に「VBoxWindowsAdditions.exe」を見つけてダブルクリックします。
以下の画面が現れます。「Next >」ボタンをクリックします。
インストール先の確認です。そのまま「Next >」ボタンをクリックします。
インストールする内容の確認です。そのまま「Install」ボタンをクリックしましょう。
以下のメッセージが現れますが、やはりそのまま「インストール」ボタンを。
以下のようにインストールが始まります。
インストールが完了しました。「Reboot now」にチェックを入れた状態で「Finish」をクリックするとWindowsが再起動します。
更新プログラムが作動します。結構時間かかります。
Windows起動後にエクスプローラーを開くと、共有ドライブが見えるようになりました。
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